あふぅの薫製の作り方

こんばんは、薫製を作り始めて早5年
世間ではプロデューサーをやっております
それでは早速ですが材料の方紹介して行きましょう
素材の方はこちら、まだ生きているあふぅ
「ナノ?」
おにぎりで釣ってここに置いておきます
その他は至ってシンプル、塩とスモーカーのみ、もちろんチップと火を用意します

それでは調理に移っていきましょう
まず素材となるこちらのあふぅ
「ナノー!!」
無駄に活きがいいですね
こちら本来ならば余分な脂肪等々取り除いてから加工するのですが
今回は腐敗してもそれほど大きな問題ではないので筋だけ切ってしまいましょう
あふぅの場合とてつもない速度で逃げる恐れがあるのであらかじめ練習をしておくことをおすすめします
そのスキルを持った上で新しいおにぎりをあげて油断した隙にまずは足の筋を切ります
「ナッ……ナ゛ノォオオオ!!?」
大げさですね。しかし初めて作る場合は少々この作業に手こずる可能性があります
その場合は複数人で囲んで押さえつけるなりして、とりあえず足の筋だけはしっかり切るようにしましょう
こうすることで動きを封じることができます
もし見づらい場合は足を切り落としても構いません

「ナッ、ナッ…」
痛みに震えて泣きじゃくるあふぅに興奮しながらそのまま続けましょう
次に手の筋も切るのですが、これは吊るすとき必要なので出来れば残しておきましょう
どうしても難しい場合は後で首を使いますがおすすめはできません
できるだけ流れる血は少ない方がよいというのが一番の理由です
さて下準備の方が整ったらまずは塩漬けの作業に移ります

塩には殺菌作用があり、薫製にする際に不必要な水分が抜け、歯ごたえもよくなります
この作業には二つ方法がありますが今回は直接塩を揉みこんで行きましょう
既にあふぅは動けないので傷口を中心に全身に塩を塗っていきます
「ナ゛ノォオオオ!! ニ゛ャアアアアア!!」
ジタバタとダルマに近い状態で暴れますがもちろん大事な下準備なのでしっかりと
うるさいなと思ったら口に塩を放り込んでも構いません
ただこれだけでは少々塩のもみ込みが足りないのでカッター等を使って腹や背中に切り傷を作り
そこに塗ると仕上がりがよりいいものになるでしょう

さてしばらく放置したあと余分な塩を洗い流す、塩抜きの作業です
これはやり過ぎても少なくてもいけません
とはいえ自分好みにできるので時間はお好みで
この時点であふぅは結構疲労していると思います
本来の薫製であればとっくに素材は死んでいるのですがここではいかに薫煙までに長生きさせるかなので
止血をし様子を見ることは怠らずに水に浸けておきましょう

あふぅは塩を塗られた傷口に水が浸透し想像しがたい激痛を味わっていると思います
「ニ゛ャアアアアアア!!」
とか叫んでいたらまだ安心なのですが
「ハ、ニ……ハニ゛ィ……」
などとぴくぴく痙攣を起こしながら助けを訴えていたら結構怪しいサインです
すぐに作業を中断し、介抱に移りましょう
最高の瞬間を味わう前に殺してしまってはなんの意味もありませんからね

さてさて塩漬けの段階で相当量の水分があふぅから抜けているはずなので
どううまく調理をしようとそろそろ辛くなってくると思います
そのため薫製という長い時間をかけて調理するこの作業の中で
いかに時間を短縮するか、というところがポイントになってきます

次に行うのが乾燥になります
本来ですと冷蔵庫に丸1日~2日入れておいたりするものですが
当然死んでしまうのである程度カラカラになったらそれでよしとしましょう
そのためおすすめとしては扇風機を直接当てるという方法です
綺麗な布で水を拭き取ったあと扇風機に当てつづけますが
直接当て続けるとそれはもうぱさぱさになって全く意味がないのである程度間接的に
拭き取る際、傷口をえぐりたくなる衝動にかられますがここからは体力勝負なので
後の楽しみと思ってここではできるだけ優しくそして頑張ってもらうために励ましてあげましょう

「ナノォ……」
なんて甘ったるい声を出して今までのことは夢だったかのような
そんな甘い考えに浸っているあふぅをひたすらあやしてあげましょう
ごめん、俺が悪かったんだ。ついカッとなって
これが終わったら好きなだけおにぎりを食べさせてやるからな。何でもいいです
ざっと2時間も当てていればしゃべるのも辛くなるくらいに体の水分が飛びます
それでも驚くのはぷちたちの生命力で、これがあふぅとなると愛情も生命力に変えてしまうのか
ナノナノ、ハニィなんて泣きながら抱きついてきたりします
それでもおおよそ見た目としてはおにぎり3個分くらいの細さにはなっていると思います
筋が切れているので動けないとは思いつつ介抱していると復活するかもしれないので
水分を飛ばさないと腐っちゃうから。なんて言いながら、ちょうどいいところで止めて
さてお待ちかねの、薫煙に移りましょう

薫煙には3種類あります
まず冷薫。これは25度以下という比較的冷たい温度で長期的に薫煙し脱水させる方法
次に温薫。これが最もオーソドックスで30~80度くらいで薫煙、温度調節はほとんど必要なく
徐々に温度をあげれば完成ですが、どうしても数日しか持たないというのが難点です
最後に熱薫。これはそのまま80~140度で短時間、焼きながら煙をかけると言ったイメージで
水分は結構残りますが香りは高く、最も効率はいいでしょう

もちろんちゃんとしたあふぅの薫製が食べたいという方は冷薫をおすすめしますが
その場合は素材を調理する段階である程度裁断し、臓器を除去してしっかり脱水を行う必要があります
なので今回はあふぅを楽しむ、というコンセプトに基づいて熱薫にて調理を進めていきましょう

ここからはもう死ぬまでじっくりとあふぅの叫び声を楽しむ時間です
あらかじめ用意しておいたスモーカー
とは言ってもそんなに大掛かりなもの、というより何かを買ったりする必要はありません
例えばパソコンの段ボールですとか、大きくて密閉性のあるもの、断熱が比較的効くもの
そう言ったものに煙の逃げ道だとか、温度計だとか、熱源のための空気の取り入れ口とかを作ればOKです
詳しく説明してもいいのですが、これに関してはまた料理するものによって違うので
その説明は後ほど。それではあふぅを薫煙していきましょう

先ほどのこしておいた手を縛り、作っておいたスモーカーの中にいれます
ちょうど縛った両手を後ろに回し、それを引っ掛けて吊るせばいいかもしれません
当然自重で腕が痛いことは間違いないのですが、何より筋が切れているのでその痛みは想像以上
首だとおすすめできない、と行ったのは暴れるとあっという間に死んでしまう可能性が高いためです
さてさて吊るしてみたところ、流石に軽く怖くなってくるレベルですが叫び声をあげます
「ナ゛ァアアアアアアア! ビェエエエエ!!」
まるで絞首台に吊るされて、下には何やら怪しい木の欠片、絶望するでしょう
必死に助けを求める、というか謝っている感じでしょうか
さっきまで一緒におにぎり食べる約束してくれたのに!あんなに優しく体を拭いてくれたのに!
そして今までのことが走馬灯のように…なんてベタな状況かはわかりませんが
渾身の力を振り絞って体をゆさぶりますがもちろんそれだけじゃ脱出できず
むしろ筋の周りの肉をミチミチとちぎるように痛めつけ、その痛みは自らに返ってきます
さぞ痛いでしょう、さぞ苦しいでしょう、ですがまだまだここから
「ハニ゛ィイイイイイイ!!」

それではチップに火をつけましょう
ここではオーソドックスなサクラを使用しています
徐々に立ち上ってくる煙、それだけでとてもいい香り
そしてそれはあふぅを包んでいきます
お手製のスモーカーならば中の様子を把握できるような構造にすることも可能ですし
長時間スモークする場合ならば、中身のチェックは欠かせません

あっという間にあふぅが度々見えなくなるくらいまで煙が充満してきました
火事の中に居合わせたことがありますか?
花火の煙を誤って吸い込んだことがありますか?焚き火をしたことはありませんか?
それ以外にも、タバコですら慣れてない人には結構辛いものだと思います
煙というのはそれを見てるだけでは何とも不思議なものですが
意外ともらってみると、攻撃力の高いものであることがわかります
それに包まれて、いわゆる火事の真っ只中にいたらすぐ死んでしまうというのからもわかるように
目は染み、鼻や口からは息が出来ずに咳き込んでしまい、それでも酸素を得ようと必死に吸い込む
そしてまた、それで咳き込んでしまうという無限ループに陥ってしまいます
そのためチップをつけてからはもう、あっという間の命でしょう
「ナ゛ァア!! …ゴ、コホッ!!」
咳き込みます、それでも必死に叫ぶのです。暴れれば腕に、手に、肉に。
手の痛みと目と鼻と口と、下手すれば傷口にも染みて染みてもう、どうしようもないでしょう
「ゲホ、ガ、ガァアア!!!」
呼吸もままならないあふぅはもう、息を吐くことしかできず
それでも酸素を求めてしまう生物としての本能で、余計に苦しむのです

そして、チップのいい香りとあふぅの心地よい悲鳴は対称的に
徐々に小さく……聞こえなくなっていきます
「ナァ……」
不思議なものです、こうして少しずつ命が削られているのを見ると少々儚ささえ感じるのです
あの悲鳴がもう聞けないのか、なんてらしくないことをつぶやきながら
もしかしたらまだ間に合うかも。そうすればもう一度あの感動を……なんてとても無理ですが
それ以外の音もなく、ただ煙は上がるだけで
あふぅのことなど、全く気にしないように、それでもあふぅのことを確実に蝕んで
集中してみてください、まだ聞こえてくるでしょう
「カハッ……ナ……ノォ……」
命はゆっくりゆっくり削られて
体はゆっくりゆっくり水分を失い
そしてゆっくりゆっくりと、その味を増して行きます
料理として、生まれ変わるのです

そして、気がつくと音は完全に消えていました
それはいつだったか、もう結構経ったんじゃないか。
いや、ほんの一瞬、ついさっきだったかもしれない。そんな時間感覚
でも相変わらず見えるあふぅは全く変わらない見た目で
本当にいつ死んだのかなんてわからないくらい、綺麗に死んでいました
苦しくて苦しくて、どうしようもなくて
いっそ殺して欲しかっただろうに、それでも生きさせられて
ようやく、死ねた

でも私達はここからです。そろそろ出来上がるようなので、お待ちかね。

スモーカーを開けてみると、ひとたびすばらしく香ばしい
それでいて、少々煙くて苦いような、それでも感動の方が大きいでしょう
綺麗に色がついた、あふぅがそこにはぶら下がっていました
ちょうどぶら下げていた手の片方は肉がすり下がって骨が見えていてちょうどいい具合に
きっと臓器はぎりぎり腐ってないでしょうが、それでも美味しくはなさそうです

さて、いただいてみましょう
基本的に食べられるのは腕、お腹の周り、顔
一つ一つ、丁寧に味わって行きます。本当なら、保存しておきたいところですが

うん、なかなかのお味
素材のうまみを引き立たせるのが薫製です
でも、これは今までに食べたことのない味。それを、できたてで食べられてるのがまた薫製の楽しさです

さてさて長くなってしまいましたがこれにて
皆さんもよかったら試してはみませんか?
あぁ、ですがさすがに人間は美味しくないと思いますよ。
ぷちだからできること。そうですね、何なら作った薫製をアイドルに食べさせてみるとか
皆さんのよりよい薫製ライフを少しでも応援できたら幸いです

筆者 P


  • 最終更新:2014-02-20 16:51:56

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