いおと犬(仮)

さて、ゆきぽを無事処分したところで、次はいおを処分しようと思う。
いおはゆきぽと並ぶ765プロ二大赤字柱で、こいつはデコからビームを出して文字通り事務所を破壊してきた。
しかしその狼藉もここまでだ。ゆきぽの様にヘマをする前にさっさと棄ててしまおう。

「いおー!いおはいるかー!?」
事務所に戻って声をあげると、隅でゴミの分別をしていたらしいいおが「もっ?」と顔を出した。
ふむ、今のところ問題はないようだな。しかし例のアレが何時出現しないとも限らない。
アレが出ればまちがいなくコイツは事務所を破壊し尽くすだろう。そうなる前に不安要素はさっさと摘ませてもらおうか。
「ちょっと用事ができたから手伝ってくれ、急ぎの用なんだ」
なんて当たり障りのない事を言っていおを事務所の外につれ出そうと画策する。
「キー…」
冬の寒い風にうたれるのが嫌なのか、見るからに不満そうだが、褒美にオレンジジュースをやるから、と言って無理矢理納得させた。
「ほら行くぞ。場所は事務所の裏だ」
現在いおは俺の後について一段ずつ階段を降りているが、まさかこの下り階段が自分にとっての十三階段だとは思ってもいないだろうな。
ま、そもそもぷちどるにそんな知識はないだろうし、そんな洒落を理解できる知性もないか。
最期の最後まで何の役にも立たなかったグズなんだから、俺を楽しませるくらいのショウは見せてくれよ。
「もっ?」
路地裏に到着。
仕事があるはずの路地裏に何もそれらしき物が無いのが不思議なのだろう、いおは俺に疑問の眼差しを向ける。
ま、お前の仕事は物が要る仕事じゃないからな。お前の仕事は……俺を精一杯楽しませることだっ!!
「も"っっっっ!!」
無防備ないおの顔面をつま先で蹴り抜く。つま先に鼻骨が砕ける感触が伝わり、いおはバウンドしながらゴミ置き場に突っ込んだ。
「ギィ"ィ"!!ギィ"ィ"ィ"!!」
砕けた鼻を押さえながらツンとくる臭いのするゴミ袋たちの中でもがくいお。実に良い光景だ。
しかし一つだけ気に入らない。目に涙を溜めながらも、鼻を砕かれた痛みに苦しみながらも、いおは必死にゴミ山から抜け出そうとしている。
そう、なんだこの汚い場所は、高貴な自分にこんな場所は耐えられない、と言わんばかりに。
全く、お前は何の価値もないゴミの癖に無駄にプライドだけは高いんだよな。
本来お前が住むべきなのは水瀬家の豪邸じゃなくてそのゴミ溜めの中だろう?自分にとって一番ふさわしい場所の何が気に入らないんだか。
もっとお前はゴミに慣れた方が良いよ。ゴミ袋を裂き、ゴミの山と格闘しているいおに中に入っていた生ゴミを盛大にぶっかけてやる。
「キーー!!ギーーー!!」
自分にドサドサと降り積もる生ゴミを跳ね避けようとしても、いおの低レベルな身体能力では到底できまい。バタバタと振り回している腕はゴミ山をバタフライしているだけである。滑稽滑稽、笑みが隠せないな。
自分をこのような状況に追い込んでいて、更に自分を見て笑っている俺が気に食わないのか、いおはひたすら俺を睨んでくる。
俺に対する怒りで鼻骨が砕けた痛みなんか忘れたのか。その目には俺に対する復讐心しかない。
ま、下等生物であるぷちどるの中でも取り立てて身体能力の低いお前のことだ、そこから抜け出すことなんかできやしないよ。
無駄な努力を続けるいおの頭上に更に生ゴミを振りかけてやる。すると、ついに怒りの臨界点を超えたのか。
「もっっっ……」みょんみょんみょん
おっと、これはーーー
「キーーーー!!」カッ
俺を焼き尽くす為に放たれたビーム。それは目に止まらぬ速さで俺に迫ってきた。
しかし慌てることはない。俺は予め用意していた鏡でビームを屈折させ、空へと方向をねじ曲げた。
「もっっ……」
自分の渾身の一撃があっさりかわされたのが理解できないのか、いおは呆然としている。
全く、哀れだな。これが人間のぷちどるの格の差なんだよ、いお。
ビームが撃てる?そんな下らない一芸だけで下等生物が人間に勝てると思ったのか。
やっぱりこいつは処分する前にこのしょうもないプライドを折ってやらなきゃな。
ゴミの山に素手を突っ込むのは流石に気が引けるので、手袋をはめていおの髪を掴み、ゴミ山から引っ張り出してやる。
そして髪を掴んだままブンブンといおの体を振り回した。
これはプライドを折る云々とは関係無く、只の時間潰し。コイツのプライドをどう折ってやろうか決めかねているのだ。
「キィィィィィィィ」ブンブン
ソフトボールのウィンドミルの如く振り回されているいお。その視界の端に野良犬が一匹現れた。
野良犬ね……ん、そうか、良いことを思い付いた。
良いことを思い付き気が抜けてしまったのか、手からいおの体がすっぽ抜け、思いっきりコンクリートの壁に叩きつけてしまった。
「も"っっっ!!」
おっと、悪いないお。だが心配するな、お詫びにいい気持ちにさせてやるから。
ぐったりしているいおを回収して、野良犬の前まで移動する。
何事かと首をかしげる犬の前で、いおをうつ伏せに押さえつけパンツを無理矢理剥いだ。
「ギー……」
いおは抵抗してきたが、先程のダメージが残っているのか全然力が入っていない。
難なくいおの下半身を露出させることに成功した。
そしてその尻を持ち上げて犬の目の前でフリフリと煽情的に振らせる。
どうだ、最近ご無沙汰なんだろう?ここに良い穴があるぜ、一発やってけよ。そう語りかけるように。
野良犬はじっといおの下半身を凝視している。じっと見て…じっと見て…
「ヴヴヴォォーーン!!」
釣れたな。野良犬はいおに跳びかかり、いおを組敷いた。
そして自分のソレをつき出し、いおの恥穴にズブズブと挿入していく。
「ギィ"ィ"ィ"ィ"ィ"!!」
自らの体内に異物が侵入していく感覚に震え、激しく体をのけぞらせるいお。
体を必死に捩らせ犬の拘束から脱出しようとするが、無論コイツが筋力で犬に敵うはずもない。いおの抵抗など何の意味もなくソレは体を侵食していく。
そうして根元まで挿入しきった野良犬は、痛みによがるいおの事などおかまいなしに腰を突き入れ始めた。
「ギッ!ギッ!ギィッ!」
生まれて初めて体感するであろうその痛みにいおは金切り声をあげ続ける。
どうだいいお、悔しいか?理性のないケダモノになすすべもなく蹂躙されるのは。
だがお前は、そのお前を犯している生物と同じ、いやそれ以下の存在なんだぜ?
だってお前にはこの状況を打開する秘策を思い付く人間の様な頭脳も無ければ、敵を倒す獣の様な力も体駆も無いからな。
だからその持っているプライドには何の価値も意味も正当性もないんだよ。
「も"っ…も"ぉ"っ!ギィ"ー!」
野良犬はズンズンと腰を振り続ける。抜き差しするたびにいおの穴から血が飛び散り、地面にポタポタと赤色模様を描いていく。
いおはまだ自分が格下(だと思いこんでいる)の生物に犯されているのが許せないのか、あらん限りの力でもがいている。
なかなか粘るな。でも…
「ギィゥゥッ!?」
いい加減いおの動きを鬱陶しく思ったのか、野良犬はいおの右肩にその牙を突き入れた。
そして犬はその強靱な顎を使いいおの肩をバキバキと噛み砕いていく。
「ギギギィ"ィ"ィィッ!!」
今日一番の絶叫が路地裏に響き渡る。
更に犬はその爪をいおの腕に深々と突き刺し、完璧に逃げられないよう固定した。
これじゃもう抵抗するだけ無駄、むしろ損だな。動けば動くほど肉に爪が食い込むわけだし。何より肩を噛み砕かれたんだから右腕は動かせまい。下半身はそもそも犯されている痛みで動かせないだろう。これで積みだな。
そしてこのどうしようもない状況に陥ったいおは、
「も"っ……」
ついに抵抗することを諦めた。自分の命など相手が完璧に握っていることにようやく気づいたのだろう。
その表情は何の感情も表していない。自らの矮小さを思い知った虚無感、ただそれだけ。
「ハッハッハッハッ」パンパンパン
「も"ぉっも"っも"っも"っ」
野良犬の動きが激しくなってきた。そろそろラストスパートなのだろう。
激しく腰を振り続ける犬に何の抵抗もできずに、いおはただ声をあげ続ける。そして…
「ヴヴゥッッ!!」ビュルルルルッ
野良犬はいおの膣内に盛大に精を放った。
体をしならせながら、白濁した液体を穴に注ぎこんでいく。
精を放ち終わって満足したのだろう、野良犬は自らのソレを引き抜いて何処かに歩いていった。
「おーい、いおー?」ブンブン
行為が終わったのでいおに立ち寄り、いおの目の前で手を振ってみても反応がない。
心がとても消耗しているのか、そもそも壊れてしまったのか。
コイツの根拠のないプライドは、脆弱な自分を守る殻だったのだろうか。
自分が何物にも劣る下等生物だと気付いては生きる気力を失ってしまうから、あんなに自分が強い、偉いと信じて思い込んでいたのか。
まぁ、もはやどうでもいいことだ。
コイツは俺が手を下さなくても、勝手に野垂れじぬだろう。ならわざわざ労力を割く必要もあるまい。
ゴミ山にいおを投げ捨て、俺はその場を後にした。


  • 最終更新:2014-02-20 16:50:12

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