P「あふぅが孕んだ・・・」成長と惨劇・・・編

一週間後

ジリリリリリリリ!!!

P「はいはい、今起きるから・・・」

俺は目を覚ますと、応接室のソファから体を起こす。
そして、外からは―――

「「「「ビエエエエエーーーーーーー!!!!プイーーーー!!!!ニャノォーーーーー!!!;;」」」」

あふぅ「ニ゛ャ゛ー!!!」

ちっちゃん「めっ!めっ!!」

ぴよぴよ「ぴぃ!ぴぃ!!」

みうらさん「あららららーーー?!!」

はるかさん「「「ヴぁい!ヴぁい!!」」」

―――聞きなれたぷち達の声がした。
いつものように、あふぅが子供をいじめているのだろう。
それをちっちゃん、ぴよぴよ、みうらさん、はるかさんが必死で庇っているのが想像できた。

P「はぁぁぁ・・・」

俺は、いつものように深いため息をつきながら、応接室を出た。


こうなったのは、一週間前のこと。
俺が富士の樹海に、金庫に入れたあふぅを捨てに行ったのだ。

P(ここでいいかな・・・)

大樹の太い根っこに、その金庫を放置した。

あふぅ「は゛ぁ゛に゛ぃ゛!!!!!に゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!」ガンガンガン

内側からあふぅがガンガン金庫を叩く。
今や腕は太く短くなり、はるかさんに頼らなければ食事も手づかみできないくせに。
こういうときだけは体力を存分に使いやがって。

そして俺はその場を去る。
どうせまた戻ってくるのだろうな、と陰鬱な気分になりながら。


そして翌日。

P「ほら、ぽえ、ご飯だぞ」

ぽえ「ポエーー♪」

俺はちっちゃんたちを休ませ、子供達にご飯をやる。

子供の中では一番でかく育ったぷち。
俺は鳴き声から、こいつを「ぽえ」と名付けた。
こいつだけはようやく夜泣きをしなくなり、排泄も何とか自分でできるようになった。
それでも少し泣き虫ではあるが。

P「ぽえ、他のみんなも呼んできな」

ぽえ「ポエ」コクコク

なの「ナノーーー♪」

はに「ハニィ!」

ぷい「プイーー♪」

そして、他の子たちも、鳴き声からそれぞれの名前を付けてやった。

「なの」はぽえに次いででかいぷち。普段はあまり泣いたりしないが、夜泣きがひどい。
「はに」は三番目の大きさ。しょっちゅうふとしたことで泣いてしまう。ただ夜泣きはしない。
そして「ぷい」は、一番チビ助。普段も泣き、夜も泣き。そして排泄がまだちゃんとできず、すぐに漏らしてしまう。オムツはまだ手放せない。

まあ、これでもあふぅやゆきぽよりはマシなのだ。
少なくとも反抗したりはしないし、穴掘りもしない。
ビービー泣く以外は至って大人しいし、ゆきぽ似の顔は笑うと可愛い。
あふぅ似のハートのアホ毛も少し大きくなった。

ちなみに好物というものはなく、出されたものは何でも食べる。
今日のご飯は塩むすびである。


P「はい、それじゃ、いただきます」

「ポエ!ナノ!ハニ!プイ!」

四匹と共に塩むすびを食べた。
あー、旨い。何より静かだ。
あふぅは・・・まぁしばらくは戻ってこれないだろう。
ゆきぽはさすがに四日間不眠不休でオナった結果、寝不足と貧血で倒れ、物置で寝かせている。
こちらも当分起きる心配は無用だ。

そして、その日は、そしてその次の日も、さらにそのまた次の日も、特に何もなく時間が過ぎていった。
まあいつものように、泣きじゃくるぷいのオムツをぴよぴよが取り換えたり。
夜泣きするなのをみうらさんがあやしたり。
転んで泣くはにをちっちゃんが手当てしたり。
そんなことはあったわけだが、それでも大分平穏な日々だった。
ぽえと他の三匹にお絵かきをさせてやったりもした。かなり喜んでいた。

そして、四日後の夜。
俺はいつものように買い出しから帰ってくる。
ちっちゃん、ぴよぴよ、みうらさん、はるかさんと、四匹が寝たのを確認した。

P「みんなお疲れだな。
今、あったかいコンソメスープ作るから、それを食べて寝るといい」

ちっちゃん「めっ♪」

ぴよぴよ「ぴっ♪」

みうらさん「あらー♪」

はるかさん「「「かっかー♪」」」

最近はみんな、育児にやりがいを感じてくれているようで助かった。
俺は給湯室でスープを作り始める。

数分後。
お湯が沸く。
俺はインスタントのスープの粉末を皿に入れ、お湯を注ぐ。
安直だが仕方ない。早くあったかいものを飲ませてあげたい。

P「できたぞ」

ちっちゃん「めー・・・♪」ゴクゴク

ぴよぴよ「ぴー・・・♪」ゴクゴク

みうらさん「あらー・・・♪」ゴクゴク

はるかさん「「「かっかー・・・♪」」」ゴクゴク

P「旨いか?そりゃよかった」ズズズ

ゆきぽはと言えば、まだ死んだように物置で寝ている。まあそれもそうだろう。
このままぽっくり逝ってくれるとありがたいが。

数分後、一通り皆がスープを飲み終えたところで、皆が皿を持って行って洗う。
さて、体もあったまったし、寝るとすっか。

P「それじゃ、お休み。明日も頑張ろうな」

一同「「「「「「めっ!ぴっ!あら!ヴぁい!!!」」」」」」

俺は応接室に入り、ソファに寝袋を敷いて横になる。


・・・・・・・・ン
・・・・・・バン!
・・・・バンバン!!
・・バンバンバン!!!
バンバンバン!!!!

P「・・・ん?」

俺は物音で飛び起きる。

応接室を出ると、皆が起きていた。もちろん、子供たちも。

ぽえ「ポエエエ・・・?」

なの「ナニョ・・・?」

はに「ハニ・・・;;」

ぷい「プイーーー!;;」

皆不安がっている。
そして、物音は、事務所の玄関を叩く音だった。

P(まさか・・・?!)

―――あふぅが、帰ってきた?!

くそ。
予想はできていたが。たった四日で平穏な日々が壊されるのかよ・・・。

P「・・・ちっちゃん、ぴよぴよ、みうらさん、はるかさん。
子供たちを応接室に連れて行ってくれ。ドアはないから・・・はるかさん、ホワイトボードとベニヤ板を持ってくるから、それを押さえる役を頼むぞ。
他のみんなは、子供を抱きかかえて守るんだ。いいな?」

一同「・・・」コクリ

不安げにうなづきながら、子供たちを連れていく。
俺はホワイトボードとベニヤ板を用意し応接室の出口をふさぐ。
外側は三匹、内側も三匹のはるかさんが必死で抑える。
はるかさんの力で、何とか持てばいいが・・・。


そして、俺は慎重に事務所の玄関へと近づく。
ドアにそっと耳を当てた。

「・・・は゛ぁ゛に゛!!!!!!!は゛ぁ゛に゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!!!!!!!!!」ガンガンガン

やはり、あふぅだ。
前々から思っていたが、事務所の中では子供に暴力を振るう以外、はるかさんに介助してもらわんと動けんのに、どうして戻ってこれるんだ・・・。
普段は体力を温存してるのか?

P「・・・」

あふぅ「は゛ぁ゛に゛っ゛っ゛!!!」ガン!ゴンゴンゴン!!!

どうやら頭突きも加わる。
まずい。このまま入れたら大惨事だ。
はるかさんバリケードも、きっと持たないだろう。
今からでも遅くない、場所を移し替えようか・・・社長室は・・・社長がカギを掛けちまったんだっけ・・・。
えーと・・・。

そうだ。
物置。

ゆきぽが不安材料だが・・・今は物音にも気にせず、ぐっすり眠っているようだ。
あふぅよりは安全だろう。

俺はひとまず、椅子などで玄関をふさぐ。
そして皆の方へ戻った。

P「・・・場所を移動だ。
みんな、物置に行くぞ」

一同「・・・・?!」

P「・・・ゆきぽか?
あいつならグースカ寝てる。たぶん大丈夫だ。
ただ念のため、はるかさん三匹とみうらさんが中に入って見張ってくれ。
あとは物置前で待機だ。すまん、急げ!」

一同「!!」タッタッタッ

俺は物置の扉を開ける。

ゆきぽ「ぽえ~・・・zzz」

鼻ちょうちんを立てて寝ていた。
もう四日寝ているわけだが、大したもんだ。ひとまず助かった。

P「ぽえ、なの、はに、ぷい、中に入るんだ」

ぽえ・なの・はに・ぷい「「「「プイ・・・;;ナノ・・・;;ハニ・・・;;プイーーー・・・;;」」」」

P「心配ない。はるかさんとみうらさんがお前たちを守ってくれるぞ。
さ、お入り」

ぽえ・なの・はに・ぷい「「「「・・・・」」」」コクコク

四匹は中に入った。
はるかさん三匹、みうらさんも続く。
そして扉を閉め、残りのはるかさんとちっちゃん、ぴよぴよがその前に立つ。
くそ、いつでも来い!


・・・ガッシャーーーーーン!!!!

その時。
玄関の扉が倒れた。

あふぅ「・・・・・・・・。
・・・は゛ぁ゛・・・、・・・に゛ぃ゛・・・!!!!!!!!」

そして、あふぅが入ってくる。
体中血まみれ、頭は凸凹。だがその表情ははっきり読み取った。

怒り。
・・・・また私を捨てたな、どうなるか分かってる?!!!・・・・

俺は物置の前で、ホウキを構える。
ちっちゃんはハリセン、ぴよぴよは鳥の羽、はるかさんはスクラム。
どれだけ効果があるか分からんが・・・。

あふぅ「・・・は゛ぁ゛に゛!!!!」ダッ ピョーーン

助走をつけ、あふぅがジャンプでこちらへ向かってくる。

P「みんな・・・応戦しろォォォォ!!!!!」

バシィッ

あふぅ「は゛に゛っ゛?!」

俺はホウキであふぅをぶっ叩く。
あふぅはあっさりと床に墜落した。

あふぅ「は゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛!!!!」

しかし、すぐ起き上り、威嚇してくる。
すかさずちっちゃんとぴよぴよが、ハリセンと羽根であふぅを叩いた。

ちっちゃん「めっ!!めーーーー!!!!!」バシッバシッ

ぴよぴよ「ぴーーーーー!!!!!!」ペンッペンッ

あふぅ「は゛ぁ゛!!!に゛ぃ゛!!!」

しかしあふぅは怯まない。
いかん、このままでは二匹がけがをする。
俺はホウキを逆手に持ち、柄の部分であふぅの頭を再びぶん殴った。

バッシーーーン!!!!!!

あふぅ「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」

P「・・・・・!
糞が!!お前の!!!せいで!!!みんなが!!!!どれだけ!!!!!迷惑してると!!!!!!
思ってんだ!!!!!!!!!!」バシッバシィッ

とうとう怒りが爆発する。
何度も、何度も、繰り返し頭をぶっ叩く。

あふぅ「・・・ハ゛ァ゛・・・!に゛ぃ゛・・・!!!;;」

さすがに弱気になってきた。
目が潤み始める。
だがそれで許すもんか!!

P「絶対に、お前に、あの子たちは!
手出しさせんぞ!!」バシッバシッ

そして、はるかさんが攻撃に加わる。
手足を甘噛みし始めた。

はるかさん「「「「ヴぁいヴぁいヴぁい!!!!」」」」

これで完全に抵抗できなくなった。

あふぅ「は゛ぁ゛に゛!!;;は゛ぁ゛に゛ぃ゛!!!
ひ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!;;」

P「くそ、くそッ!!!!!」バシッバシッ

なおも俺は打撃を続ける。


「「「「ニャーーー!!!;;
ポエーーーーーー!!!!;;
プイーーーーー!!!!!;;
ハニイイイイイイ!!!!!!;;」」」」

一同「「「「「「「「?!!!!!!」」」」」」」」

その時。
―――物置から、あの四匹の悲鳴が聞こえる。

そして・・・。

「ぽへっ///ぽひょおおおおお!!!!!///」

悪魔の喘ぎ声。

「あら!!あらーーーーー!!!!」

「「「かっかーーー!!!!!」」」

それを必死で止めようとする者の叫び。

P「はるかさん!あふぅを押さえといてくれ!!!」

はるかさん「「「「ヴぁい!!!!」」」」

そして俺は物置の扉を開ける。


ゆきぽ「ぽひょうぅぅ~///ぽえ~ん・・・///」

ぷい「プイーーーー!!!!;;プイーーーーーーーーー!!!!!!!;;」

―――中は地獄絵図。
ゆきぽが、チビ助のぷいに跨り、狂ったように犯していた。

ぽえ「ポエーーー!!!」

なの「ナノーーーーー!!!」

はに「ハニィィィィ!!!!!!」

そしてぽえとなのとはにが、泣きじゃくりながら「父親」の背中にすがりつく。
しかしゆきぽはものともせずに、ナニをぷいの恥部へ突き入れ続ける。

みうらさん「あらーーーー!!!!」

はるかさん「「「ヴぁい!!ヴぁい!!!」」」

みうらさんが頭を引っ張り、はるかさんが右手と両足を噛む。
しかし、これも全く効果がないようだ。

ゆきぽ「ぽぉふぅ~・・・///」

ぷい「プ・・・イ・・・;;・・・」

ぷいは糞尿を漏らしていた。
だんだん鳴き声も弱くなっていく。

P「・・・・・こ、・・・・・の・・・・・、
―――悪魔がァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バッシーーーーーーーーン!!!!!

ゆきぽ「ぽ、ぎぃぃぃぃぃぃぃ?????????!!!!!!!!!」

思い切り、ゆきぽの頭をホウキでぶっ叩いた。

P「この鬼畜が!!!!!
恥を知れ!!!!!!!!!!!!
罪を償って死ねええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシッ バシッ バシッ バシッ

ゆきぽ「ぽんがあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!;;」

その時、泣きじゃくるゆきぽは、ナニをぷいから引き抜いた。
そして俺から逃げようとする。
そうはいくか!!

P「てめぇ!父親、なんだろ!!!
それが!!!!!何様だ!!!!!!!
娘を!!!!!!!!!犯すなんて!!!!!!!!!!!!」バシッ バシッ バシッ

ゆきぽ「ぷい~!!!;;ぷいいいいいいい!!!!!;;」

P「泣きたいのは!!俺たちと!!!!お前の!!!!!!娘だろうが!!!!!!!!
この鬼畜が、変態が、屑がああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――俺の記憶は、そこで途絶えた。


律子「・・・・プロデューサー!
起きて、起きてください!!」

小鳥「プロデューサーさん!」

P「はっ・・・
もう、朝、か・・・」

俺は応接室で横になっていた。

律子「・・・事情は、全部みんなから聞きました。
ゆきぽが、ぷいに性的虐待をした、と・・・」

小鳥「・・・お気の毒です」

P「・・・・」

そう。
俺は必死でゆきぽをぶっ叩いているうちに、気を失ったんだ。

P「・・・みんなは・・・どうしてる・・・?」

律子「・・・ぷいは、残念ですけど・・・もう・・・!」

そこで、律子は泣き崩れる。音無さんがそれを支えた。

―――死んだのか?!

P「・・・・そんな・・・・
そんな、そんな、そんな・・・!」

途中から声も出せなくなり、ただ口をパクパクさせるだけになった。

小鳥「・・・ゆきぽちゃんは・・・みうらさんが南極へ連れて行きました。
もう、あそこなら・・・戻ってこれない、と・・・」

P「・・・」

どうだかな。
あいつのことだ、何か月、何年かけても戻ってくるかもしれない。

P「・・・あふぅは・・・?あいつは、どうしたんです・・・?」

律子「・・・物置の中です。
はるかさんが見張ってます。念のため、手錠とロープを付けてます・・・」

P「・・・そうか」

俺は、応接室を出た。


ちっちゃん「・・・;;」

ぴよぴよ「・・・;;」

みうらさん「・・・;;」

はるかさん「・・・;;」

ぽえ「・・・;;」

なの「・・・;;」

はに「・・・;;」

皆が、静かに涙を流していた。
そして、テーブルの上に、布をかぶせた木箱があった。

俺はそっと布をとる。

ぷい「」

ぷいだ。
静かに横たわっている。
触ってみるが、もちろん脈はない。ぴくりとも動かない。
そして、目の周りには、涙の跡があった。

こいつは産まれてから、何かいいことがあっただろうか。
一つはあるだろう。
ちっちゃんやぴよぴよ、みうらさんやはるかさんに世話をしてもらい、時には遊んだ。
時には皆に迷惑を掛けながらも、それを乗り越えようとする気概を少しは見せ。
昨日は姉妹仲良く屋上でお絵かきをした。
それはきっと最高の思い出だったろう。

だが。
その思い出をぶち壊すかのように、昨夜の惨劇は酷いものだった。
実の父親が、実の娘に、性欲の矛先を向けたのだから。

何より、実の母親は育児を放棄し、あげくの果てに餌を取り上げ、暴力を振るう。
実の父親もまたしかり。
そんな環境じゃなければ・・・もっと・・・。

P「・・・・・ごめん。
・・・皆・・・・ごめん、な・・・・・。
ごめん・・・・・ごめん・・・・・・ごめん・・・・・・・」

そして、俺もその場に泣き崩れた。


そして、その日のうちに、アイドルたちにもその一報が届く。

一同「・・・・・・・・」

P「・・・・・」

また、重苦しい空気が事務所を漂う。

響「・・・自分が・・・みんな引き取ってれば・・・!!」

真「響・・・もう、よそうよ・・・ボクも・・・ボクにも・・・!!」

伊織「・・・それを言ったら、私にだって、責任があるじゃない・・・!!」

貴音「・・・その通りです。わたくしが・・・!!」

千早「・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい、ぷい・・・!!」

亜美「亜美が・・・捨てるななんて、ワガママ言わなきゃ・・・!!」

真美「ゆきぽなんか拾ってこなかったら・・・!!」

春香「私だって、ちっちゃんに育てさせろなんて言ったから・・・!!」

そして、皆が泣き崩れた。

「まきょ~;;」

「とか・・・;;」

「ちー;;」

「くぅ・・・;;」

「だぞ・・・;;」

「うぅー;;」

「もっ;;」

『哀悼』;;

ぷちたちも。
事務所で何度も顔を合わせていた子供たち。
顔を見せるたびに泣かれていたけど、それも可愛さのうち。
同族が死んでしまったことに、悲しみを隠せない。

翌日

P「春香、千早、美希、『生っすか!サンデー』の打ち合わせだぞ」

春香・千早・美希「はい・・・」

P「・・・辛いだろうが、元気を出せ。
あのことは、忘れるんだ」

「「「・・・・」」」

無理だろうな・・・。
きっとトラウマになって、傷はずっと心に残るだろう。

P「・・・みんな、ぽえとなのとはにを頼むぞ」

ちっちゃん「・・・めっ」

ぴよぴよ「・・・ぴっ」

みうらさん「・・・あら」

はるかさん「「「・・・ヴぁい」」」

律子「私も、目は離さないでおきますから・・・」

P「・・・頼む」

そして俺たちは出かけて行った。


あふぅ「は゛ぁ゛に゛・・・zzz」

片や、あふぅは物置の中で眠っていた。
昨日の夜は冷蔵庫を漁って食い荒らしたので、腹はいっぱい。
もう、首から下は庭石のようにでかくなっていた。

あふぅ「は゛に゛ゃ゛ぁ゛・・・」

・・・今夜は、あのクソ生意気なガキどもをさんざんいじめてやるとするか。



P「ふはぁ・・・」

やっと残業が終わった。

今日は「生っすか!サンデー」のリハーサルも行ったのだが、やはり皆どこか覇気がなかった。
特に春香の落ち込みようは相当で、いつもとの落差にスタッフは驚いていた。
千早も美希も単純なミスを連発し、そのたびに叱責されてまた落ち込むというドツボにはまってしまった・・・。

いかんな。
現場を見ていないとはいえ、ゆきぽが子供を強姦した挙句、殺してしまったことを知ってしまったというのは、やはり大変なショックである。
ただ、隠し通すわけにもいかなかった。いずれぷちを通じて知ることになっただろう。その時の方がもっとショックを受けていたかもしれない。
どうしたら立ち直れるのか・・・。

―――疲れていたんだろう。
俺はいつの間にか机の上で眠ってしまった。

「「「ビエエエエエーーーーーーー!!!!;;ポエーーーー!!!!;;ニャノォーーーーー!!!;;」」」

「ニ゛ャ゛~ノ゛♪^^ニ゛ャ゛ァ゛ア゛ァ゛!!!!!!」

「めー!!ぴー!!!あらららーーーー?!!!><かっかーー!!!!」

俺は飛び起きた。

はに「ハニィィ!!!;;ビエーーーー!!!;;」

あふぅ「ナ゛ーの゛♪^^」ドガッ バギッ

はに「ハニャゲフッ?!!」

―――あふぅが、はにに馬乗りになって殴りまくっている。
丸々と肥えた二の腕から繰り出すパンチは、かなり威力があるようだ。
見ると、はにのそばには歯のようなものが落ちているではないか。折れてしまったのか。

ぽえ「ポエーー!!><」

ちっちゃん「めーーー!!!」

そして、姉のぽえと、ちっちゃんたちが必死で背中を引っ張って、はにから引きはがそうとしていた。
だが、全くあふぅは動じないようだ。

P(くそ・・・!)

ゆきぽといい、こいつといい、なんて親なのだ。
育児は人に押し付け、そのお返しが、我が子への暴力か。

止めなければ―――

P「うおっ?!!」

その時。
俺はパソコンの配線に足を引っかけてしまった。
途端

ゴンッ!!

ちっちゃん「めっ?!」

ぴよぴよ「ぴぃぃ?!」

みうらさん「あらーーーーー?!!!」

はるかさん「かっかぁ?!!」

――バカだ・・・・。
転んで、俺、頭を


P(・・・・・)

俺は日の光が差し込むのを見、目覚めた。

床に寝っ転がっていた。
ただ、体には毛布が掛けられている。

額を思わず触ってみると、湿布が張られているようだ。
とりあえずは軽傷で済んだのか?

「「「「「「・・・・」」」」」」

振り向くと、ちっちゃん、ぴよぴよ、みうらさん、はるかさん、そしてぽえとなのがテーブルに座っている。
無言でゆきぽが使っていた段ボール箱の中をじっと見つめていた。

まさか、まさか・・・!

俺は駆け寄り、中を見る。

はに「ハ・・ニョー・・・;;」

まだ生きていた。
しかし、右腕は包帯でグルグル巻き。
そして、右目と左足がなくなっていた。

P(・・・・・)

そして、他の皆もそれぞれ頭や腕、足に包帯を撒いたり湿布を張ったりしていた。
よほど取り押さえるのに苦労したのだろう。

あふぅ「は゛に゛ゃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛~・・・・・zzz」

そして、その騒ぎの元凶は、床に仰向けになってグースカ寝ている。
ろくに外傷もない。

話を聞くと、俺が気絶した後、俺を手当てしようと皆が駆け寄った隙に、あふぅが指をはにの右目に突き刺し、あげく左足に噛みついたのだ。
はにはろくに抵抗もできるはずもなく、目を潰され、足を食いちぎられた。
かろうじて今生きているのも奇跡だった。

そして、みうらさんがあふぅを掴んでワープし、どこかに連れ去った・・・。
のだが、みうらさんも混乱していて、近場にしかワープできなかったらしい。
結局一時間足らずであふぅは戻ってきてしまった。

P(・・・・・・・・)

―――もう、怒る気にもなれない。
ただ諦観するしかなかった。


そしてアイドルたちが事務所にやって来るが、やはりはにの様子を見て絶句した。
真はまこちーをボディガードに貸すと言ってくれた。

しかし、こんなもので大丈夫なはずがない。


そして、今夜も、次の日も・・・。


ジリリリリリリリ!!!

P「はいはい、今起きるから・・・」

「「「「ビエエエエエーーーーーーー!!!!ポエーーーー!!!!ニャノォーーーーー!!!;;」」」」

あふぅ「ニ゛ャ゛ー!!!」

ちっちゃん「めっ!めっ!!」

ぴよぴよ「ぴぃ!ぴぃ!!」

みうらさん「あららららーーー?!!」

はるかさん「「「ヴぁい!ヴぁい!!」」」

まこちー「まきょーーーー!!!!」


P「はぁぁぁ・・・」

俺は、いつものように深いため息をつきながら、応接室を出た。


しかし、さらに一週間経ち・・・。

P「・・・zzz」

一同「zzz」

皆が寝静まった夜。

あふぅ「は゛ぁ゛・・・に゛・・・><」ジタバタ ゼーゼー

物置の中。
あふぅが、顔を真っ赤にして苦しんでいる。
仰向けの状態で。

もはや岩と言っていいほどの太りようのあふぅは、二日前から完全に動けなくなった。
飯の匂いを嗅いでも、その飯のあるところへは行けない。
子をいじめようとしても、子のいるところへは行けない。
はるかさんがうんしょうんしょと持ち上げようとしてもダメだった。
他のぷちも人間も助けるつもりなどなく、当然放っておかれた。

あふぅ「・・・・・は゛・・・・ぁ゛・・・に゛」コヒュー コヒョー

そして今、届かない腕で胸を押さえようとしているあふぅ。とうとう、太り過ぎによる高血圧、心臓発作が起きたのであった。

呼吸音が不規則になっていく。
収まらない胸の痛みに涙を流す。

あふぅ「・・・・・・は゛に゛;;」

だんだん、意識が朦朧となっていく。
その中で、何を思ったのだろう。
死への恐怖か?生への渇望か?


―――少なくとも、自分のしたことを悔いる様子はなかった。


翌日

P「ふぁ・・・今日は、静かだな」

目を覚ますと、日の光が差し込む。
今日もいい天気だ。

ちっちゃん・ぴよぴよ・みうらさん・はるかさん「「「「zzz」」」」

ぽえ・なの・はに「「「zzz」」」

皆、ぐっすりと眠っている。
はには右目が見えず、左足がなくなったが、今はなんとか立ち直った。
昨日は皆でピクニックに行ったっけなあ。
はには、はるかさんにおぶってもらっていたけど、とても楽しそうだった。

ふと俺は、物置の前へ行ってみた。扉は開いている。

あふぅ「」

P「・・・あふぅ?」

―――あふぅが寝っ転がっている。
だが、目を見開いた状態で、硬直していた。

腕を触る。脈はない。

P「・・・死んだのか・・・」

しばらく唖然としていたが、ホッとした。
皆が寝ているうちに、コイツを片付けよう。

俺は事務所を出ると、ごみ置き場に向かう。
そしてあふぅの死体を投げ捨てた。

P(これで、これで――よかったんだよな・・・)

あふぅが死んだこと自体は、いいことに決まってる。
だが、あれだけのことをして、結末はこんなにもあっけないものだとは。
どこか釈然としない。

P(・・・まぁ、俺はもうお仕置きしてやる気力もなかったわけだけど)

まぁ、仕方ないさ。
俺はそう呟き、事務所へ戻る。

今日も765プロの一日が始まった。


P「あふぅが孕んだ・・・」成長と惨劇・・・編  完

  • 最終更新:2014-02-20 16:37:53

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